アイシングクッキー教室を1年開催して思うこと、目指す目標
こんにちは♪
アイシングクッキー作家のaccoです。
2018年が始まりました。
2018年もよろしくお願いいたします。
2017年は、1年間を通して、アイシングクッキー教室を開催してきました。
1年やってみて、思ったことがあります。
アイシングクッキーって、
線はまっすぐ引かないとダメ、とか
でこぼこしていてはダメ、とか
見た目をキレイにしなければダメ、とか
そんなルールはないのです。
自由なんです。
もちろん、上手になるコツとか、キレイに見えるコツとか
そういうことはお伝えいたします。
でも、生徒さんが作るクッキーがみんなそれぞれ個性的で、私は一瞬で生徒さんの作品のファンになってしまうのです。
ちょっとぼこぼこしてしまったところとか
ちょっと線がよれよれしてしまったところとか
とてつもなく、キュンときます♪
センスがなくて
絵心がなくて
不器用で
そんな風におっしゃる方ほど、可愛らしいクッキーを作ってくださります。
そして、お子さんの作るクッキーには毎回衝撃を受けます。
かちかちな頭の大人の常識をいい感じに壊してくれます。
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以前テレビを見ていた時に、書道家の武田双雲さんが、こんな風におっしゃっていました。
武田早雲さんは、書道教室にくる生徒さんの字を好きになってしまうのだそうです?!
字には、生徒さんの個性や人柄が出ているので。
仕事上、添削をするけれど、本当のことを言ったら添削したくないくらい。
だからみんなもっと今の自分の字を愛して欲しい。
☆…‥**☆◆☆**‥…☆…‥**☆◆☆**‥…☆
1年間アイシングクッキー教室を開催してみて、
武田双雲さんのお気持ちが初めてわかりました。
「生徒さんに、きっちりしっかりとお手本の通りに作れるように教える」
最初は、ここを目標にしていたのです。
でも、続けていくうちに、目標が変わってきました。
「日常を忘れて、みんなで楽しくアイシングクッキーを作る時間を共有したい」
「毎日仕事や家事を頑張っている自分への癒やしの時間」
こういう時間と空間を提供する、ということが私の目標に変わっていきました。
だから、私のお教室は、すっごく自由です。
自由、というのは、自分の世界に入れる、ということです。
生徒さんはものすごく真剣に、集中されて作られます。
たまに、先生が話しかけても、無視されるくらいです、泣
話しかけるなオーラが出てますから凄いです!!
この、集中する、という感覚も心地よいのです。
そして結果的に、生徒さんそれぞれが、個性的で素敵なクッキーを作ってくださいます。
気がつくと腕も上がっているのです。
本人が気が付かないうちに、仕上がりがキレイなのです。
キレイ、というのは、工場で作られたような、
まっすぐな線、
真っ平ら、
均一な模様
こういうものではないのです。
多少の歪みがあったり、多少のでこぼこがあるからこその、キレイさなのです。
手作り感の良さですね。
もらった人は嬉しくて、思わずにっこりしてしまう、そんな心が温まるクッキーが出来上がるのです。
2018年も、あなたとご一緒に心温まるクッキーを作って、楽しい時間を過ごせたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
acco
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