お囃子を小学校の課外授業で披露「昔の楽器に触れてみよう♪」
こんにちは♪
料理研究家のaccoです。
本日は地元のお囃子会にて、初の試み!
地元の小学校でお囃子を教える、という機会がありました。
「昔の楽器に触れてみよう」という課外授業の一つで、小学3年生を対象に教えることになりました。
校長先生からご依頼があったのです。
せっかく地元のお囃子会があるので、子供たちにお囃子の楽器に触れる体験をさせてあげて欲しい、とのことでした。
目次
場所は某小学校の図書室です
小学校にお邪魔するなんて、久しぶりすぎてドキドキします!
地元ではありますが、私の母校ではないので、わーめっちゃ懐かしい!!とかそういうのではなく、
あー、小学校ってこういう雰囲気だよねーっていう感じです。
チャイムがなったり、廊下がやたらと寒かったり。
準備している光景
太鼓などを準備しました。
3時間目の授業を担当です。
なので、教えると言っても1時間もないので、簡単に楽器に触れてもらう、という感じです。
獅子もオブジェとして♪
獅子舞は今回は行いませんが、オブジェとして。
見守ってくれています。
友達の司会進行が素晴らしい!!
友達が司会役をしてくれましたが、とても素晴らしかったです!!
地元のお祭りを見たことがある人?
葛西神社知ってる?
なんでお神輿を担ぐの?
お神輿には神様が乗っているのです。
神様に1年の感謝を込めて、お神輿を担いで町内を廻ってご案内をして、神社までお連れするのです。
「わっしょい、わっしょい!」
お神輿を担ぐ時に、掛け声をかけます。
この時に、音楽があると盛り上がるよね。
こんな感じで子供たちに質問を投げかけながら、わかりやすく説明をしてくれました。
試しにやってみましょ
「わっしょい、わっしょい」の掛け声に合わせて、投げやりを演奏!
要は、お囃子ってバンドなんです。
神様に感謝して、お神輿担いで、それに音楽つけて盛り上げる役なんです。
子供たちが興味をもって、聞いてくれています!
楽譜がないのですよ。。。
日本の伝統的な楽器って、楽譜がありません。
お囃子もそうです。
口伝なのです。
でも、そこには「地事(じごと)」と呼ばれるフレーズがあるんです。
それがこちら
「テンテテ・ツクツク・テンスケテン(ヤア)」
なにこれー!!
という子供たちの正直な反応、笑
この言葉に合わせて太鼓を叩くのです。
(ヤア)も大事ですよ。
ここで、笛の人が息継ぎをするんです。
実際に太鼓を叩いてみよう♪
しばらく練習をして、それから実際に太鼓を叩いてもらいました。
間違えてもいいから、口に出して言いながら、叩いてみよう!!
そんな感じで挑戦。
すぐに覚えてしまう子
見よう見まねで出来るようになる子
なかなか意味が理解できない子
お子さんによって、様々です。
でもいいんです。
いきなりすぐに出来なくたって!
まずはやってみよう!
太鼓を叩くってどんな感じ?
体験してみないとわからないです。
4人ずつ、9班に分かれて、約2分ずつ叩いてもらいました。
「緊張したー」なんて言ってましたね!
でも、最後の頃には、太鼓は間違えても、ちゃんとみんな「テンテテ・ツクツク・テンスケテン(ヤア)」
これは言えるようになってました!!
それだけでも素晴らしい♪
先生方にも叩いてもらいました~
一番最後に見守って下さってた先生方に叩いてもらいました。
子供たち、喜んでましたね!
えー、と言って照れながら演奏する先生方。
普段と違う先生の姿を見れるって結構嬉しかったりしますよね。
こんな感じで、和やかにあっという間に終わりました。
楽しかったです、と言ってもらえてこちらも嬉しかったです。
そして、やんちゃな子供たちを一瞬で整列させ、ちゃんと挨拶を促す先生方、すごいなーと思いました。
子供たちの反応だったりがとても面白くて、こちらも楽しかったです。
とっても貴重な経験でした!
感想
これをきっかけに、地元のお囃子に興味を持って、会にも参加したい!そんな子が増えたらいいなーと思います。
私たちは、決してプロの演奏家ではないんです。
普段はサラリーマンだったり、自営業だったり、主婦してたり。
普通のおじちゃん、おばちゃん。
間違えた!普通のお兄さん、お姉さん!
なんです。
地元に江戸時代から伝わる葛西囃子の源流を大事に守ってきた会があるのです。
それを引き継いで、お祭りの時に自分たちの手で演奏出来たら素敵だなー、そんなところから始まった会なんです。
地元の伝統を、今度は次の世代につなげていきたい。
そんな素朴な思いで成り立っています。
なので、今日楽器に触れてみた子供たちが、お祭りで葛西囃子を聞いて、
「これ知ってる!叩いたことある!!」
そんな風に今までよりも身近に感じてもらえたら嬉しいです。
とても楽しくて貴重な経験、ありがとうございました!
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